「Anker Soundcore Liberty 4」をレビュー。もうだれも追いつけないかも。

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Anker Soundcore Liberty 4

抜きん出る重低音と歪(ひずみ)のない繊細な音、3Dオーディオが実現する臨場感、邪魔な騒音から静けさをもたらすアクティブノイズキャンセリング、途切れないBluetooth5.3、便利なマルチポイント接続、ノンストレスな2層構造のイヤピ・・などなど。

あげればキリがないほどに、今のイヤホンに欲しい機能を全部詰め込み、そのどれもがハイパフォーマンスに仕上げられた「Anker Soundcore Liberty 4(アンカーサウンドコアリバティフォー)」を使ってみました。

まさにキングオブ完全ワイヤレスイヤホンって言えるほど完成度が高く、これで1万円台なのかと驚くべきコスパです。

デザイン、装着感、バッテリー持ち、接続の安定性、音質、消音効果、アプリでのカスタマイズ性など順を追ってポイントをまとめてみました。

購入を検討している方には有益なレビューになっていますので、記事の最後までお付き合いください。

製品仕様はこちら。

  • 製品名:Anker Soundcore Liberty 4(アンカーサウンドコアリバティフォー)
  • JAN:4571411204296、4571411204302
  • 型番:A3953N11、A3953N21
  • カラー:ミッドナイトブラック、クラウドホワイト
  • ブランド:Soundcore
  • メーカー:アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区)
  • イヤーピース:カナル型
  • サイズ:約59mm×57mm×29mm
  • 重量:イヤホン片耳約5.8g、ケース込み約55g
  • Bluetooth:5.3
  • コーデック:SBC、AAC、LDAC
  • ドライバー:ACAA 3.0 9.2mmダイナミック、6mmダイナミック
  • 操作:タッチセンサー(感圧センサー)
  • 最大再生時間:イヤホンのみ9時間、ケース込み28時間
  • ワイヤレス充電:対応(ケース)
  • USBポート:USB-C
  • 充電所要時間:イヤホン約1時間、USB-C経由約2時間、ワイヤレス経由約3時間
  • アクティブノイズキャンセリング機能:対応(ウルトラノイズキャンセリング2.0)
  • 通話用ノイズリダクション機能:対応
  • マルチポイント接続:対応
  • 外音取り込み機能:対応
  • Soundcoreアプリ:対応
  • HearID:対応
  • 3Dオーディオ:対応
  • ハイレゾ再生:対応
  • ヘルスモニタリング:対応
  • 着脱検知機能:対応
  • 防水防塵:IPX4
  • メーカー保証:18ヶ月(Anker会員登録+6ヶ月)
  • 同梱物:「Soundcore Liberty 4」本体、イヤーチップ(S・M1・M2・Lの4サイズ)、USB-CtoUSB-Aケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル
Anker Soundcore Liberty 4

携帯しやすいミニサイズ。再生時間も申し分なし。

Anker Soundcore Liberty 4

それでは外観からみていきます。ケースはマットな質感でうっすらロゴがきらめく大人っぽさを感じるおしゃれなデザインです。

Anker Soundcore Liberty 4
Anker Soundcore Liberty 4

スライドして取り出すギミックが高級感を演出しています。開け閉めする際にフタの適度な重さが指先に伝わり、安っぽさのない開閉式。ビルドクオリティが高く、まるでジュエリーケースのような重厚感を味わえます。

サイズとしては、握ると見えなくなるほど小さな縦59mm×横57mm×厚み29mm。これだけミニサイズで薄いので、ポケットにすんなり収まってくれます。

Anker Soundcore Liberty 4
Anker Soundcore Liberty 4

手前側の左がLiberty Air 2 Pro、その右がLife P3。その奥二つがLiberty 4です。Liberty 4がもっとも小さいですね。

Anker Soundcore Liberty 4

薄さも比較すると、左がLiberty Air 2 Pro、中央がLife P3、右がLiberty 4です。こちらもLiberty 4が最もスリム。

イヤホンを入れた状態でのケース込みの重さは約55g。ポケットに入れていることすら忘れるほど軽量。手ぶらでお出かけしたい人にもポッケやポーチ・ボディバッグに入れて持ち歩きやすいと言えます。

Anker Soundcore Liberty 4

カラーには、左のクラウドホワイトと右のミッドナイトブラックがラインナップ。Ankerらしいシンプルなデザインですね。

Anker Soundcore Liberty 4

再生時間は、モードによって異なります。

通常モードであれば、最長9時間の連続再生、ケースを併用して最長28時間再生。

ノイキャンモードだと、最長7時間の連続再生、ケース併用で最長24時間再生。だいたいの方がノイズキャンセリング機能を使いながら音楽や動画を楽しむことが多いと思うので、連続して7時間くらい持つと考えておけば良いでしょう。十分なバッテリー持ちだと言えますよね。

ちなみに、僕はiPhoneなので使用できませんが、LDACコーデックでの音楽再生の場合は最長5.5時間の連続再生、ケース込みで最長16.5時間再生です。

Anker Soundcore Liberty 4

ケースの裏にはUSB-Cポートを搭載しているので、こちらからケーブルを接続して約2時間でフル充電ができます。

Anker Soundcore Liberty 4

便利なワイヤレス充電にも対応しています。僕の場合はほとんどすべての機器をワイヤレス充電化したい派なので、うれしいポイントです。

ワイヤレス充電の際には約3時間で満充電が可能です。少し時間はかかりますが、ケーブルがいらないメリットの方が大きいと考える僕のような人にはワイヤレス充電対応は外せない仕様ですね。

人混みでも、ほぼ音飛びなし。しかもマルチポイント接続!

Anker Soundcore Liberty 4

Bluetooth5.3に対応する安定したワイヤレス接続には感心しました。

Anker Soundcore Liberty 4
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通勤ラッシュの人でごった返す新宿駅のホーム、つり革がビッシリ埋まるような満員電車、渋谷のスクランブル交差点など電波がバシバシ飛んでいる人混みで使っていても、ほぼ音が途切れたり飛んだりすることがありませんでした。

Anker Soundcore Liberty 4
Anker Soundcore Liberty 4

さらに、スマホとパソコンのメイン接続先をスムーズに変更できるマルチポイント接続にも対応しています。

僕がよくやるパソコン作業中の使い方を例に説明します。

「Anker Soundcore Liberty 4」へiPhoneとパソコンを同時にBluetooth接続しておきます。

作業中にiPhoneの音楽を聴きながら作業をします。ちょっと気になった動画があったので、iPhoneの音楽をストップして、パソコンからYouTubeを流すとメイン接続がiPhone→パソコンへ移行します。

これがマルチポイント接続に対応していないイヤホンだと、iPhoneのBluetooth接続を解除して、次にパソコンへBluetooth接続しなければなりません。ひと手間どころか3?4?手間くらい余計な時間がとられます。めちゃくちゃ面倒くさいんです。

しかし、マルチポイントでシームレスにメイン接続を切り替えられるので作業効率も上がって非常に重宝しますね。

ちなみに、iPhoneユーザなら関係ありませんが、LDACを使用しているときにはマルチポイント接続は対応していないそうなので、留意しておきましょう。

軽い付け心地でストレスなく長時間使える

Anker Soundcore Liberty 4

CloudComfortイヤーピースと呼ばれる2層構造のイヤピが採用されています。柔らかくて肌なじみのよいテクスチャーをしています。

Anker Soundcore Liberty 4
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Anker Soundcore Liberty 4

2層の間に空気の層ができるので、クッションっぽくなっています。おかげで装着してみると、フィット感が向上して耳から外れにくいような向上が図れますね。

Anker Soundcore Liberty 4

そして、付けた感覚としては、軽さを実感します。イヤホン筐体自体は5.8gなのでそれほど軽量という訳ではないんですけど、イヤピのフィット感が高いせいかなのか、ステムが短いせいなのか、軽快感のある付け心地ですね。

4~5時間くらいパソコン仕事でずっと付けていても、耳が痛くなることもなく快適でした。長距離移動の出張にも持っていきたいですね。

Anker Soundcore Liberty 4

さらに便利なポイントとして、2層構造であるからこそ、耳から外したときにイヤーピースの傘の部分が裏返らないこと。

あるあるだと思うんですけど、イヤーピースが強風に吹かれて逆に折れた傘みたいになりません?あれがないので、戻す手間が省けます。ちょっとしたことですが、便利ですよね。

Anker Soundcore Liberty 4

同梱されるイヤーピースは4サイズ。どれも白いというか、乳白色?半透明っぽいカラーをしているので、耳垢が付着した際に目立ちにくいのもうれしいですね。

着脱センサーも付いていて、付け外しで音楽が自動ストップ&再生をしてくれるのも日常使いしやすいポイントです。

Anker Soundcore Liberty 4

そして、操作にはステムの側面に搭載される感圧センサーによってつまんで触れることでコントロールします。

タッチ感度も高く、素早い操作ができるので、ノンストレスでしたね。押したことが分かるようにカチッ!と音が鳴るのも操作実感が味わえて安心できます。アプリから感度を変更することもできるので、どうしても頻繁に触れてしまって誤操作が起きてしまう場合など、変更してあげると良いでしょう。

音楽再生・停止、ボリューム調整、ノイキャンのON・OFFなどほとんどすべての操作を網羅しているので、スマホをポケットやカバンに入れた状態で完結するのも使い勝手が良いですね。

Anker Soundcore Liberty 4
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ちなみに、装着していれば、ヘルスケア機能も活用できます。

リアルタイムに心拍数の計測をしたり、ストレスチェックや姿勢リマインダーなどのヘルスモニタリング機能を搭載していました。

屋外で高いノイキャン性能を発揮。外音取り込み、通話品質も十分。

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ウルトラノイズキャンセリング2.0と搭載することで、ハイエンドイヤホンにも負けないくらいのノイズ打ち消し効果が実感できます。

アプリからHearID ANCテストを行うことで、自分の耳に最適化したノイズカット効果を得られるので、みなさんも最初にセットアップしておきましょう。

Anker Soundcore Liberty 4

実際使ってみると、電車の中で圧倒的な違いが分かりますね。再生している音楽がクリアになり、動画では演者の話している声がくっきり聞き取れるようになります。

地下鉄の走行中だとめちゃくちゃうるさくて動画視聴どころじゃないんですけど、ノイキャンをONにすれば、まったく気にならないレベルまで消音効果を発揮してくれます。

ロードサウンドや街中の雑踏など低音をより強く打ち消すイメージです。もちろん、カフェや自宅などの屋内でも効果的です。集中して作業したいデジタル耳栓代わりにも重宝しますよ。

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外音取り込み機能もレベルが高くて、装着したまま会話ができます。いちいちイヤホンを収納する面倒から解放されます。

Anker Soundcore Liberty 4

通話品質もチェックしました。

通話に特化するノイズリダクション機能により、周りの環境音を低減して音声のみ抜き出してくれるような印象です。

オフィスのザワザワした環境音だったり、自宅でのエアコンの音はほとんど入り込みません。ただ、指パッチンした音とかキーボードのタイピング音は音声に乗ってくるので、高音のノイズリダクションについては弱めかなという印象です。

マイク自体の性能も高く、iPhoneでの音声通話、パソコンでのビデオ通話、どちらも明瞭な音声を届けられました。

高解像度、パワフルな音圧、臨場感のある音の波が押し寄せる!

Anker Soundcore Liberty 4

コーデックには、SCB・AAC・LDACを対応しています。ハイレゾを楽しめるLDACに対応しているので、音質にこだわりたい人にもうれしいポイントですね。

ドライバーは9.2mmと6mmのダイナミック型ドライバー2基を同軸上に配置されています。低域に強みを持つドライバーと中高音域が得意なドライバーを組み合わせているそう。

Anker Soundcore Liberty 4

視聴してみたファーストインプレッションとしては、音の振動にブレが抑えられていて、音量を上げたり、キーの高い広域にも歪(ひず)みが少ないですね。

低音はアタック感の強さが前面に出ていて、思わず「おお!」って言ってしまいました。粒立ちの良いくっきりとした音の輪郭を表現しながら、パワフルな音圧によって臨場感がありますね。

Anker Soundcore Liberty 4

ボーカルも低音に負けない押し出し感があり、目の前で歌っているような距離感の近さがあります。高音もキレがあり、女性ボーカルの艶っぽさや伸びのある突き抜ける爽快感も味わえます。

ドンドン鼓動を感じたいEDM、バッシバシに頭を振りたいロック、ボーカルの歌声を楽しみたいJPOPやR&Bなどにおすすめです。

反対に、ゆったり系や脱力系のチルいミュージックだと音が前に出過ぎちゃって疲れてしまうかもしれません。

その場合には、アプリからプリセットされたイコライザーに変更するか、カスタムイコライザーで自分好みに周波数帯域ごとに微調整する方法もありますので、いじってみてください。

3Dオーディオは映画鑑賞におすすめ

Anker Soundcore Liberty 4

注目の3Dオーディオについて。

3Dオーディオはアプリから起動できて、『音楽モード』と『ムービーモード』が用意されています。

Anker Soundcore Liberty 4

特におすすめなのが『ムービーモード』。

左右のステレオ感がまっじで立体的です。近場の音から遠くで聞こえる音まで奥行きが広がり、空間表現が格段に向上します。

ジャイロセンサーが頭の位置を認識して、左右に頭を向ければそれぞれ違った聞こえ方に変化します。まるで自分がその映画の中にいるような感覚を味わえます。

この立体音響によって、映画への没入感が上がり、いつも移動中にみていたアマプラの映画やドラマが一気にレベルアップしてくれますよ。

動画レビューはこちら

ライターから一言

1万円台前半~中盤とは思えない高音質であり、装着感の心地よさ、ノイキャンによる高い消音効果、通話品質の高さ、3Dオーディオによる映画鑑賞など満足できました。ヘルスケアなど人によっては使わない機能もあるのでオーバースペックに感じるかもしれません。しかし、ほとんど文句のつけようがないクオリティだし、これで1万円台なのがシンプルにコスパ高いので間違いない完全ワイヤレスイヤホンだと言えます。