
パソコン仕事、WEB会議、通勤通学、動画視聴などには欠かせないイヤホン。
もはや、体の一部みたいに肌身離せない生活必需品と言っても過言ではないでしょう。
しかし、ずっと付けていると「耳が痛くなる」「ポロッと落としてしまう」「自転車や車に気が付かず危険」・・そんな経験は誰しも一度はあるハズ。
そういった問題を解消する「完全ワイヤレス骨伝導イヤホン PEACE TW-1」を使ってみました。
耳を塞がずにストレスフリーで使える骨伝導イヤホン。しかも、世界で初めて完全ワイヤレスイヤホンのようにコードがまったくない形状を実現しています。
耳で聴くのではなく、頭全体から音楽が流れてくるような不思議な感覚。今まで試してきた骨伝導ヘッドセットの中でも一二を争う音質がクリアだったのが良かったですね。
耳が開放されているので、音楽を聴きながら会話ができたり、家のインターホンも耳に入ってきます。長時間装着しても耳に負担をかけないのでテレワークにも最適。
ということで使ってみた感想をふまえてレビューをお届けします。骨伝導イヤホンを使いたいけど迷っている人の参考になればうれしいです。
製品仕様はこちら。
- 製品名:完全ワイヤレス骨伝導イヤホン PEACE TW-1
- JAN:4589789170846、4589789170853
- カラー:ブラック、ホワイト
- メーカー:BoCo株式会社(東京都中央区)
- 種別:骨伝導イヤホン
- イヤホンサイズ(約):32mm×27mm×30mm
- ケースサイズ(約):70mm×43mm×36mm
- 重量(約):イヤホン片耳9g、ケース43g
- 充電所要時間(約):イヤホン1.5時間、ケース2時間
- 連続使用時間(約):5時間
- ポート:USB Type-C
- 骨伝導デバイス周波数特性:4Hz~40,000Hz
- Bluetooth規格:5.0
- 防水等級:IPX7
- ハンズフリー通話:対応
- ボタン:物理ボタン
長時間付けても快適な装着感。走ってもズレないホールド感

円筒状のフォルムにニョロっと伸びたイヤーカフが付いた独特の形状をしています。

付け方としては、耳の中間くらいに挟むようにします。


イヤーカフに締め付けられるのかな?って思いましたが案外そうでもなく、しっかり固定しながらも不快感がなくつけ心地の良さを感じます。

片耳約9gあり、ちょっぴり重いかと思いましたが、3時間ほど付けっぱなしにしていても耳が痛くなることはありませんでした。むしろイヤホンを装着していることを忘れてしまうほどです。

耳を塞ぐ一般的なイヤホンとは異なり、開放的で過ごしやすく耳が疲れることもないっていうは非常に楽でしたね。

イヤホン自体は防水規格IPX7に対応していて、雨や汗などにも強い作りになっています。ということでランニングで使ってみました。

走っている最中の上下運動に対してもまったくズレることはなく、スポーツや筋トレなど激しく体を動かす運動にも向いていると思います。
なかなか自分の耳に合うイヤホンがない人だったり、耳からポロッと落としてしまいがちな人にもおすすめできますね。
他にも映画やドラマなど動画を観ながらご飯を食べるときにも顎の動きで外れることもないし、咀嚼音(そしゃくおん)がイヤホンに混じることもありません。僕の場合は外食しながらYouTubeを観るときに重宝しましたね。

実際使ってみて、耳を塞がないからこそのメリットは本当にたくさんありました。

自宅ならパソコン仕事や家事炊事をしながら使うことで、インターホンが耳に入ってきて聞き逃すこともありません。また、話しかけられても音楽を聴きながら会話ができたりもします。

外での利用なら車のエンジン音や救急車のサイレン、自転車のベルなど周囲の環境を把握しながら使えます。あと、通勤中の電車では車内アナウンスが耳に入ってくるおかげで、目的の駅で折り損ねることも減りますよ。
音質や通話品質はいかに!?

イヤホンである以上、音質がどれほどなのか?そしてテレワークには欠かせないオンライン会議でちゃんと使える通話品質なのかも気になるところでしょう。
それぞれチェックしていきます。

まず音質。
結論から言っちゃいますけど、骨伝導イヤホンってここまで進化してるの?!ってびっくりするほどクリアでした。


一昔前までの骨伝導系オーディオって音楽は聴こえるけどボヤけていて、ほんと「BGM」って感じでした。でも、この「PEACE(ピース)」は想像を覆してくれました、完全に。
音の解像度が高く、とっても明瞭です。その辺のイヤホンよりよっぽど音質が良かったですね。骨伝導イヤホンだからっていう妥協を感じさせないクオリティの高さを感じました。
歌もの系のボーカルもクリアで中高音域がきちんと運ばれてきます。さすがに低音の強さには物足りなさを覚えることもありますが、それでも十分楽しめる音質の高さがありますね。


音楽を再生すると、耳というよりも頭全体から音楽が聴こえてくるイメージです。耳にダイレクトに入ってくる通常のイヤホンより圧倒的に聴き疲れしにくいことから、長時間のパソコン仕事に役立ちました。


続いて通話品質。
仕事中のWeb会議で何度も使ってみました。自宅で静かな環境であれば問題なく快適なコミュニケーションがとれる通話品質でしたね。
ただし、繁華街や車の往来が激しい外でハンズフリー通話をする場合には、耳へ環境音がまじってくるので聞き取りにくいことがありました。
なので、家やオフィスなど比較的静かな場所でのオンライン会議用として使うのが向いているかなと思います。
僕の場合、音質と通話品質ともに日々のテレワークで役立つ性能でした。

そして、音漏れに関してもかなり抑えられているなぁ~という印象でしたね。
イヤホンから音は聴こえないことないんですけど、耳にしっかりはさんでおけば外部に漏れる音をまずまず低減してくれます。
ただ、他人が近くにいる電車やバスの車内では音量を気をつけた方が良いでしょう。
再生時間、ワイヤレス通信の安定性、ボタン操作もチェック

音楽の再生時間は、約5時間ほど。骨伝導だからってこともあるのか、今主流の完全ワイヤレスイヤホンと比較すると少し短いかなって感じ。

ケースにはUSB-Cポートが備わっているので、ケーブルを接続してケースを充電します。

ちょっぴりケースが大きめなので、ズボンに入れて持ち歩くよりもカバンに入れるかアウターのポッケに入れる格好になります。

スマホとの接続にはBluetooth5.0に対応しています。自宅ではほとんど接続が途切れることはありませんでしたが、駅のホームなど人が密集して電波が混線する場所だと数回音飛びがありました。


個人的にはテレワーク用とか家事をしながら用、みたいに自宅での利用をおすすめしたいかな。

ボタン操作は物理ボタンが付いているので、ポチポチしてコントロールします。
左耳のボタンでボリュームの上げ下げ、右耳のボタンで音楽の再生停止・音声アシスタントの起動などができます。
動画レビューはこちら
ライターから一言
イヤホンを装着する時間が長くなった昨今、耳を労る意味でも有効だし、落とす心配もない。さらに耳を塞がないをおかげで環境音を取り込み、音楽を聴き「ながら」作業に最適なオーディオ製品だと感じました。懸念していた音質もびっくりするほど進化していて、十分満足できるレベル。僕のようにテレワークが多い社会人には便利なので使ってみてほしいですね。
今回紹介した商品はこちら
2023.03.09 16:12 更新